ユングは、夢の中に現れる異性像すなわち、男性であれば女性像、女性であれば、 男性像が、心理的に非常に大きい笑みを持つことに気付き、それらの元型として、 女性像の場合をアニマ(anima)、男性像の場合をアニムス(animus)と呼び、 その意味を探求した。 女性の場合は夢に男性像が現れ,その元型がアニムスAnimus(アニマの男性形)である。 男性も女性も外的には社会に承認されるためのいわゆる男らしいとか女らしいという ペルソナ (〈仮面〉を意味する語)をつけているが,内的にはその逆のアニマ(アニムス)のはたらきによって補償されている。
アニマ・アニムス. ペルソナに対する心の矛盾が直接的に現れたものがシャドウで、異性の姿として象徴的に現れるものがアニマやアニムスということになる。 一方で、人間はアニマやアニムスそのものになることも避けなけ … いろんなペルソナをうまく使いこなし、一見とても幸せそうに見えます。しかし、あまりにペルソナの使い方がうますぎるが故に、アニマ・アニムスとの付き合いが疎かになり、破滅することもあるかもし … しかし、アニマやアニムスは、もう少し深い層に関係するようです。故に、影ほど分かりやすくはない。 また、このアニマやアニムスに対応するものとして 『ペルソナ』 が、あります。まずはその、ペルソナから話をすすめます。 1. ペルソナ(英: persona )とは、カール・グスタフ・ユングの概念。 ペルソナという言葉は、元来、 古典劇 において 役者 が用いた 仮面 のことであるが、ユングは人間の外的側面をペルソナと呼んだ。 「アニムス(男性)」「アニマ(女性)」―異性的な部分を象徴 「アニムス(男性)」「アニマ(女性)」の意味 ラテン語で「魂」「風」「息吹」などの意味があり、人間は本来「女性と男性を兼ね備えた存在」で、男性であっても女性的な面、永遠の女性のイメージを持ち合わせています。